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不倫問題と人生の流れ


こんばんは、フランボワ―ズです 2週続けての大雪に見舞われた東京です それでも朝カーテンを開けたときに見える

純白の光景はとても美しいですね オリンピックもたけなわ、今この瞬間に

全力で戦う選手たちの姿には

神々しいまでの魂を感じます オリンピックと言えば忘れもしない 2008年北京オリンピックの年に不倫が発覚しました 以前にも書きましたがその時の私はサイレント状態を貫いていました オリンピックに『 我慢 』 という種目がもしあったら 私は金メダルを取っていたでしょう それは、それは、本当に自分の心にふたをして不倫問題なんか 一切なかったかのように、良い妻を演じ続けていました 最初に相談したカウンセラーのアドバイスもそういったものでした 不倫問題を抱える当事者達には一切関わらない まずは、居心地の良い家庭を作りなさい・・・と そのアドバイスと私の問題に対する姿勢が完全に一致していたからです 認知行動療法というのを御存じでしょうか? 人はそれぞれの生い立ちや成育歴、性格から いざ、何かが起こったときへの対処の仕方がそれぞれ 形成されていきます これはどれが良いとか悪いとかではなくて、ある一定のパターンを とってしまうということなのです 私の場合は徹底した自己犠牲というパターンで現われました しかも、それが自分では我慢をしているという自覚もなかったのです 当然の権利意識さえ放棄したまま、不倫を続ける理不尽なAP(配偶者)の 言動に文字通り翻弄されました 黙っていつも通りにしていればいずれは私の所に戻ってきてくれる 相手の心までは縛れないのだから、その間に自分自身の心を回復させよう そこで私がとったのはがむしゃらにアクティブな行動でした もともと家事も仕事も子育ても目いっぱいに頑張ってしまう日常 それに更に加速するかのごとく予定を組みました 家に一人でいることが耐えがたかったということもあります しかし、心身ボロボロな状況でこれはあまりにも無理がありました 約束を守るために睡眠薬と安定剤を飲み続ける日々 それでも外出先で過呼吸になったり、やむなく約束をキャンセルしたり・・・と 自分では目一杯頑張って過ごしているつもりでしたが、 いかにせよ、あの時期の自分を振り返ると、あ~~あ!と思います その頃かかっていた精神科の医者が教えてくれたのが 認知行動療法というワードでした 自分で書きこんで行けるテキストがたくさん売られています 2年間のサイレント時代を経て事態がますますひどくなっていく状況で これではいけないのではないか・・・と思い始めた頃 丁度さえこさんのカウンセリングを受け始めた頃の事です 自分では最高の戦略、我慢作戦は変更を余儀なくされていました また不倫問題がいかに深刻であろうと、別の所で人生は どんどん流れて行きます 子供の受験、引越し、親の介護と看取り、子供の結婚 そしてあの地震、と 不倫問題が孫悟空の頭を締め付ける輪っかのように キリキリと痛む日常を過ごしながら様々な問題と対峙していくのは 並大抵のことではありません 不倫問題から自分の人生の振り返りという視点を持てたのはこういう 経過を経てきたからです 逆にいえば不倫問題がなければずっと気がつかないまま同じパターンで 人生を繰り返していたでしょう 相対する相手に瞬時に反応して合わせてしまう それは私の利点でもありましたが、最大の欠点でもあったのです 不倫問題ではAPともDP(不倫相手)とも対峙しなくてはなりませんが 自分自身の心とも向き合わなくてはならない 本当に厳しい日々の繰り返しです それでも一緒に荷物を持ってくれる仲間 光の方向を示してくれるメンタ―に支えられながら 何とか歩いてくることが出来ました もしも、APが自分のしたことを反省し途中からでも 一緒に歩んでくれたらもう少し回復は早かったかもしれませんが 今、現在不倫により絶望的な気分になっている方へ 私の道筋もさることながら、仲間の多くも本当に困難な道のりを歩んできました だからあなたも絶対に大丈夫、必ず回復して、心から笑える日がきますから ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2月のミーティングは残念ながらキャンセルとなりました 3月はまだ未定ですが、平日希望、託児希望、あるいは夜間希望など ありましたらお知らせ下さい bantokyo2008@gmail.com


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