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ご無沙汰しております、フランボワーズです


2015年、

新しい年の始まりは気力も体力も充実し

前へ、前へと進むエネルギーに満ちていた・・・はずなのに

実は、不倫問題の奥はこんなにも深いのだ、と思い知ることが

起こり何とも心が虚脱状態のまま過ごしてきました

何度も書いていますが我が家では夫の不倫の終焉は未確認です

それでも自分の心の立て直しを最優先にここ数年は

すっかり自分を取り戻し、夫の問題は彼の問題として

切り離して考えることができた、と思っていました

ところが・・・

1月末のダンナの海外出張、

前日までまったく気にもならなかったことが

ふとしたことから疑惑が膨らみ、

そうなるとことごとくが怪しく思えてきました

ここで突き詰めたら、もう、後戻りできない・・・

今までだって知らんぷりしてきたのだから放っておこう、という気持ちと、

もういよいよ覚悟を決めなくては・・・という気持ち

その晩は一晩中眠れず、いわゆるフラッシュバックの状況に陥ってしまったのです

食べることもままならず、意識はあちこちへ飛び、集中して考えることができません

不倫発覚後の症状そのままの状況がしばらく続きました

結論から言えば、

その出張に関しては全くの私の思い違いだったのですが

一番ショックだったのは、ダンナが云々というよりも

自分を取り戻せていたとばかり思っていた自分自身の回復が

全く後戻りしてしまったことです

あれほどの辛い思いを繰り返してきてやっと平穏な心が持てたと思ったのに

私の心はこんなにも脆かったのか・・・

色々考え出すときりがありません

ちょうどそんな時にふってわいたように旅行の話があり、

体力も気力も不十分なままだけれど、行ってみようか・・・という気になりました

いざ自分が日常から飛び出してしまえば、物事を見る視点が大きく変わっていくのが

わかります

私の留守中のダンナの行状も全く気になりません、いい加減なものです

不倫問題が起こったのが2008年、そこからずっと真正面から向き合ってきた心が

ちょっと疲れを感じはじめていたのかもしれません

こんな状況では人の助けになるどころか、却って足を引っ張ってしまうことにも

なりかねない、無理はやめよう・・・・

辛い気持ちはリーダー二人も深く理解してくれ

本当に黙って私の状況を見守ってくれましたし、

その間に相談に来られた方にも

お二人でできる限りの支援体制を組んでいました

無理しないで、と何度声掛けしてもらったことでしょう

そして引き続きもう一度海外へ出る機会に恵まれました

再びの非日常の日々、色々な人との一期一会の出会い

世の中にはまだこんなにもたくさんのことに満ちている

私は幸せだとつくづく感じました

私はこれからも何度もまた落ち込むかもしれないけれど、

また、そこから立ち上がれば良いのだ

辛い気持ちもいつかは平穏な気持ちになれるゴールがわかっているのだから

こんなにも素晴らしい仲間に恵まれ、自由にどこへでも行けるのだから

私たちの活動もこの春から少し形を変え、

より使いやすいようにと

考えています

最後にいつも私を支え続けてくれている岡島さえこさんの言葉を書きます

「自分の中にある大きな愛を信じてください

 大きな愛がある、だから愛のない行為に傷つく

 強く見える人ほど、一番悲しいし一番傷つく

だからこそ、何かができるのではないですか?」

何かができる自分を信じて、そして何よりかけがえのない

仲間を信じてまた皆様と共に歩んでいきたいと思います

これからもよろしくお付き合いください

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