キャンディです
いつもご無沙汰してしまいごめんなさい。
今年もあとわずか。関東でも雪と言われるくらい寒い日が続きますが
皆さまお元気ですか。
今年最後のブログは、以前フランボワーズさんも書いてくださった
夫婦のコミュニケーションについてです。
繰り返しですが、夫婦のコミュニケーションは
「難しい!」
の一言に尽きると私は思っています。
ミーティングで他の方と話して救われるのは、そんな思いを感じているのは
自分だけではないんだ、みんなもがいているんだ、と理解できるところ。
話し合って理解し合いたいと願うのにすれ違いばかりでかえって消耗してしまう。
傷ついたBPさんと罪悪感から回避・攻撃行動に出るAPさん。そんな境遇が壁になるだけでなく男女の性差や生育環境の違いなど、様々な要因があるのでしょう。
不倫問題を抜きにした一般の夫婦でも、コミュニケーション不全の悩みはよく耳に入ってきます。
私と夫もまさにその擦れ違いの繰り返しで、話せば話すほど距離感を目の当たりにして
孤独感が募る。BANの、回復への道のりのステップにも「会話を重ねる」と書いてあるのに、このままでは何も変わらない・・・
何度も絶望に陥いりました。
そんな中、さえこさん他、カウンセリングを受けて専門家の客観的意見を取り入れたり、
自分でも本を読んでみたり(コミュニケーションに関する本や、大人の発達障害など)と自分だけでもできる努力も進めてきましたが、「夫と向き合う」という点では
夫婦カウンセリングや夫婦向けワークショップも効果的でした。(もっとも、夫が一緒に来てくれるまでには相当時間がかかりましたし、継続もこれまた難しいのですが。)
以前参加した、むすび芽さんというNPO主催の夫婦ワークショップで教わった、
「愛情五言語」という考え方が興味深かったのでご紹介します。
愛情を表す手段としての言語、には(人によって異なる)以下の5つの言語がある。
(普段使う言語、ではなく、以下のどれをしてもらうと相手からの愛情を感じるか、という概念です)
①褒める言葉
②相手に集中する時間
③贈り物
④家庭への奉仕(家事など)
⑤スキンシップ
相手がこの中のどの言語(価値観)を大切に考えているか、それを知らないとお互いに
愛情を持っているのに伝わらず、齟齬が生まれてしまうというもの。
そこで自分にとってはどれが重要か、をお互いにパートナーと話す時間があったのですが、
私・・・②相手に集中する時間
夫・・・④家庭への奉仕
と、言語がずれていることが判明!
(ちなみに我が家のパターンが他の参加者の方にも多く見受けられました)
私は④家庭への奉仕、なんてあっさり選択肢から除外していたのですが(笑)
そういわれてみれば、不倫問題について話しているのに夫が私の家事について不満を
指摘してきたことや、何かあると一生懸命掃除や家事を協力してくれたこと。
いつも私は「そうやって努力してるフリして問題をすりかえようとしてる!!」と
思っていたのですが、彼なりの誠意の表現だったのか・・・?
愛情、のとらえ方一つでもこんなに大きく違うんだから、話してもそりゃあ
かみ合わないよなあ。と妙に納得した経験でした。
もちろんカウンセリングもワークショップも本も、どれか一つで状況が劇的に変わった!
という魔法の杖ではありませんが(現実を知ってより落ち込んだことも何度も)
今思うと、できることからトライ&エラーを繰り返した中で自然と夫との違いを受け入れ、わかってほしいという期待も以前より手放せるようになってきた感じがします。
(不思議なもので、こちらにそんな余裕が出てきたころから夫とのコミュニケーションが
楽しくなることも増えてきました)
ミーティングの参加者も、それぞれ色んなご経験、アイディアをお持ちのことが多く、
私の方が教わることがたくさんあります。またこちらでもシェアしていきますね。
もちろん、発覚直後の方はご自分の心を労わることが最優先です。そんな時はめいっぱい
ミーティングで吐き出してくださいね。
年末にオーラさんのおかげでこの新しいWEBも立ち上がり、大阪にも仲間が活動を広げてくれます。
新年はよりこの活動を広く深めていきたいと思っています!
今年ミーティングでお会いできた方々、メールでコンタクトしてくださった方々、
そしてこの私たちのWEBを訪ねてくれた方々・・・本当にありがとうございました。
年末年始の、皆様の平穏を心よりお祈りしております。
どうぞ良いお年をお迎えください。